かくれんぼする為三千里
世界放浪も1年になり、旅行の楽しみも感動も薄れた頃、ペルーのクスコ(インカ帝国の首都)に
滞在し、インティライミ(南米三大祭のひとつ)を待っていました。
ペンションでは、楽しい仲間と知り合い、毎日笑いが絶えませんでした。
その中の1人にリマ(ペルーの首都)の児童施設でボランティアしてる人がいて、
「リマに来るなら、泊まれるから遊びにおいで。子供達と遊んでね」と誘ってもらう。
児童施設を訪ねるなんて、タイガーマスクみたいやな!と思いながらも、
少し緊張し遊びに行きました。
訪れると、すぐ子供がくっついてきて、何か質問をしてるようです。
当時、スペイン語わからなかったので、友達に「何て言ってるん?」と訪ねると
「お化けとか妖精、怖い?」と言う質問。
これだ!
旅行中の質問といえば、「日本で働いたらいくら稼げるんだ?」
「お前の親の仕事は何だ?」「日本人はどう思っているのだ?」
等、嫌気がさす質問が多かったのですが、
僕自身に興味を持ってくれた素敵な質問に、すごく嬉しくなったのです。
「怖くないよ!」と友人に伝えてもらうと、みんなビックリの表情。
「どの色が好き?」「お肉食べれる」「名前は何ていうの?」「いつまで居るの?」
等、次々される楽しい質問に答えていくと、ひとつ答える毎にみんなビックリの表情。
2週間ほどお世話になり、かくれんぼ、鬼ごっこ、かけっこ、ビー球、サッカー、野球、トランプ、
プール、子供を投げたり、担いだり、いっぱい遊びました。正確にいうと遊んでもらった!?
で、ペルー人の子供に「HIROは落ち着きがない」と言われる。
「こんな良い思い出ができたから、もう日本に帰ろう」と帰国を決める。
帰国の日、子供たちにさよならを言うと、
「あんたの家ここ」「もっと遊ぼう」と言われ泣かれる。
「俺ん家って孤児院なの?」とか思いながらも、とっても嬉しかった。
「また必ず遊びに来るからね」と約束しました。
日本でつまらない1年が過ぎ、「かくれんぼ がしたい」とどうしようもなくなり、
友人にペルーでの仕事?を紹介してもらって、ペルーに戻りました。
かくれんぼをしに行くと、みんな憶えていてくれたようで、
叩かれる、蹴られる、噛まれる、の大歓迎。
こっちも負けずに、噛み返し大暴れ。
あー楽しかった。 by ブーロ