美人三姉妹

「お母さん 今までありがとう・・・」

夫を若くして亡くした母マリアは、貧しい生活ながら

長女リース、次女カルメン、三女マリソールの3人の娘を立派に育て上げた。

大変な仕事、家事のみでなく、娘たちに対して、

教育、厳しいしつけ、母親として、時に父親として休む事無くマリアは育てた。

時がたち、娘達は町で評判の美人三姉妹に育った。

美しいだけでなく、やさしくて、賢い、三姉妹はそれぞれ素敵な恋人ができ、

結婚する事になった。

リース、カルメン、マリソールの3人は相談し、同じ日に同じ教会で結婚し、

今までの感謝を込めて、新婚旅行にお母さんを招待する事にした。

マリアは、娘が一度に嫁に行く事を寂しく思いながらも、

旅行に招待してくれた事が嬉しかった。

多くの人が祝う幸福な結婚式は終わり、3組の新婚カップルとマリアは旅立った。

美しい山が見える湖畔のコテージで、ご馳走を食べ楽しい時間が過ぎた。

夜 母マリアは、今までにない楽しくて、感動の一日に興奮し、眠りにつくことができなかった。

マリア (娘達はどうしているだろう?)

マリアは、長女リースの部屋へ向かった。

「シクシク・・・シクシク・・・」

マリア(???リースの泣き声が聞こえる???なぜリースは泣いているんだろう???)

マリアは気になったが部屋を訪れるのは止めて、次女カルメンの部屋へ向かった。

「わはっはっはっはっは」

マリア(???カルメンの笑い声が響きわたる???なぜカルメンは笑っているんだろう???)

マリアは気になったが部屋を訪れるのは止めて、三女マリソールの部屋へ向かった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ドアの前で耳を済ませたが、何も聞こえてこない。

マリア(???なぜマリソールは静かなんだろう???)

マリアは気になったが部屋を訪れるのは止めて、自分の部屋へ戻った。



翌日早朝、新郎3人は湖へ釣りに出かけ、母マリアと三姉妹は遅めの朝食を取った。

昨夜の事が気になった母マリアは、「リース、昨夜は何で泣いていたの?」

長女リース「・・・・・だって・・・・・彼のあんなに大きく・・・・・」

母マリア「・・・そうなの・・・」

母マリア「カルメン、昨夜は何で笑っていたの?」

次女カルメン「アハハハハ。だって・・・・・・あんなに小さいんだもん!」

母マリア「・・・そうなの・・・」

母マリア「マリソール、昨夜は何で静かだったの?」

三女マリソール「お母さんに教わったから・・・・・」

母マリア「???何を?」

三女マリソール「口に物を入れてる時は、喋っちゃダメって」


by ブーロ



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